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【箱根駅伝】大学駅伝3冠へ 国学院大・前田監督は後半勝負「復路のどこかの区間で先頭に立つ」

東スポWEB 2024年12月10日 17時59分

大学駅伝3冠に王手を懸けた国学院大の前田康弘監督(46)は〝後半勝負〟で最終決戦に挑む構えだ。

三大駅伝の初戦となった10月の出雲駅伝で5年ぶり2度目の優勝を果たすと、11月の全日本大学駅伝では初優勝。10日に都内で行われた箱根駅伝に向けた記者会見では「史上過去最強のチームだと思っている。今年の強みは選手層の厚さ。箱根駅伝は先手必勝なので、往路にエース格が集まり、復路をつなぎの区間、あとはエースの選手をどれだけ置けるかがポイントになってくる」と語った。

今大会は連覇を目指す青学大、王座奪還を狙う駒大と国学院大が軸になるとの見方が強い。前田監督は「レースプランとしては復路勝負に持って行きたい。このごろ往路で勝ったチームがそのまま優勝する駅伝スタイルが続いているが、復路でしっかり勝負ができる人材が置けるというのが今年の強み。出雲、全日本でも証明してきた通り、つなぎ区間で勝負をかけられる人材がそろっているので、箱根を非常に私としても楽しみにしている」と自信を口にした。

箱根駅伝の勝敗を大きく分ける山区間の5、6区についても「しっかりめどが立っている。復路のどこかの区間で先頭に立つようなレースプランを描きながら、しっかり調整を進めていきたい」とニヤリ。快挙達成へ、指揮官は確かな手応えをつかんでいるようだ。

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