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【MLB】「利益を懐に入れるのをやめろ」 米記者がソト争奪戦に消極的〝渋ちんオーナー〟を批判

東スポWEB 2024年12月11日 17時19分

MLBの移籍市場で最大の目玉となったフアン・ソト外野手(26)が、15年総額7億6500万ドル(約1147億円)でメッツと合意した。

年齢的にも若く圧倒的な打力を誇る大砲を巡っては、最終的に再契約を目指したヤンキースとドジャース、ブルージェイズ、レッドソックスの5球団での争いとなった。ヤンキースも「16年7億6000万ドル」でオファーし、ドジャースなどの他球団も少なくとも「6億ドル以上」を提示したと伝えられている。

これを受け、米サイト「アウトキック」のイアン・ミラー記者は「フアン・ソトとの契約はMLBオーナーが貧困だと嘆くウソをついていたことを示している」と断罪。前出の5球団を引き合いに「パイレーツのFA契約で過去最大だったのは2015年のフランシスコ・リリアーノで3年3900万ドル。ブルワーズはあまりにもケチで、今季年俸がわずか1050万ドルのスタークローザー、デビン・ウィリアムズをトレードで処分しようとしている」と補強資金を渋る球団オーナーを批判した。

一方で、最終候補に残った球団対しては「レッドソックスは市場に見合った出費をほとんどしていないにもかかわらず、彼らもその数字に達したようだ。ドジャースも多くのスター選手に巨額の保証を与え、彼らも6億ドル以上でも構わないとさえ考えた」と称賛した。

「小規模市場のオーナーが、チームに再投資する代わりに利益を懐に入れることをそろそろやめるべきだ。ツインズやマリナーズ、カージナルスが2億5000万ドルから3億ドルの契約を結べない理由はない。野球は競争産業なので勝とうとすることは正しい。最高の商品をフィールドに積極的に投入する関心がなければ、トースターを作る会社を買えばいい」

MLB球団を保有するオーナーであればチーム強化を最優先に考え、補強に投資せよということだが…。

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