お笑い芸人のエハラマサヒロが11日、大阪・枚方のエンタメ居酒屋「河村食堂」(12日オープン)で行われたメディア内覧会に出席した。11月末にフリーになって初の関西での仕事となった。
店内に30台のテレビモニターが並ぶ「河村食堂」は、同店プロデューサーの河村誠一氏がボウリング場に設置されたデジタルデュークボックスに着想を得て、地元の大学生にヒアリングを重ねたエンタメ居酒屋。海外展開も検討されているという。
エハラは先月末に吉本興業とのマネジメント契約を終了。現在は、自身が4年前に立ち上げていた会社を介し、仕事をしているという。
「僕はお仕事を待っているタイプではなく、作っていくタイプの人間。知り合いや熱を持ってる人とスピードある仕事をしたい。こんな時代ですから僕は自由にやらせてもらおうかなと思った」
仕事は順調に増えているという。
「退社してから、ありがたいくらい仕事来てます。大阪の仕事も4~5件入っていて、吉本的に受けてなかった仕事も受けています。11月に辞めることが決まってて、11月以降の仕事(のオファー)を吉本が『エハラさんと直接(交渉)してください』って、全部(エハラの会社に)回してくれた」と感謝した。
30代で1度、吉本興業にフリーの相談をしていたが引き留められ、今年3月に改めて交渉。「(週刊誌に)よくバレなかった」と胸をなでおろしていた。
仕事もプライベートも充実した1年だったという。
「今年前半はミュージカルをやっていた。後半は家族のために使おうと思っていて、(7人乗りの)車を買ったんで、いろんな所に行きました。吉本を卒業することが決まってたんで、吉本でやり残したこと(ネタの出番や吉本企画のイベントなど)をやりました」
来年は「ひとりになって1年目なので、新たにいろんな出会いを作っていくような、これから10年、20年やっていけるような人を作っていく1年になりそうな気がしています」と抱負を語った。