ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は10日(日本時間11日)にテキサス州ダラスで開催されているウインターミーティングの会場でMLBネットワークの特別番組に出演し、大谷翔平投手(30)の復帰や来季の先発ローテーションについて語った。
フリードマン氏は4年ぶりのワールドシリーズ制覇の祝福ムードに浸ったのは48時間ほどで、すぐに来季のチーム構築のために仕事に戻ったという。来季の先発ローテについて聞かれ、「来季は6人ローテになるだろう。山本由伸と大谷がいるし、契約前にブレイク・スネルともしっかり話し合ったし、(タイラー)グラスノーもそのつもりでいる。木曜と月曜が休みの不規則なスケジュールのところに関してはクリエーティブに対応し、投手らに休みを与え過ぎないようにする予定だ」と語るとこう続けた。
「これは大谷が可能にしてくれること。大谷がいることで先発は6人ローテを組みながら、ブルペンもこれまで通りの人数で組むことができる。それを有効に使うつもりだ」
来季も地区優勝し、最高勝率でシード権を取り、最終的にワールドシリーズで優勝することを狙っていると強調した。
大谷のマウンド復帰については慎重姿勢だ。「投球とは違う(左)肩ではあるが、手術により、(復帰が)少しスローにはなったが、来年の11月に振り返ってみたら、これは悪いことではなかったと言えるはず」
その上で「そのために2025年をどう管理するかだが、我々自身も彼の投球、打撃のプログラムが進行してみないと(具体的な復帰時期は)感覚的には分からない。でも、ここまでのところは全て願った通り順調だ」と語った。投打二刀流への期待は大きい。