12日放送のTBS系「ゴゴスマ~GOGO Smile~」で、“紀州のドン・ファン”と呼ばれた資産家・野埼幸助さんが2018年5月に急性覚醒剤中毒で死亡した事件の判決を速報で伝えた。
和歌山地裁は致死量の覚醒剤を摂取させたとして、殺人罪で起訴されていた元妻の須藤早貴被告に対し無罪判決を言い渡した。この判決について国際弁護士の清原博氏は「無罪の可能性はあると思っていた。検察側は消去法で立証しようとしたが、肝心の“(覚醒剤を)どう飲ませたのか”を立証できていないのが大きかったと思う」と指摘した。
また元宮崎県知事で政治評論家の東国原英夫氏は「今回は裁判員裁判。これは主観的な見方なんですが、裁判員の方々はこれを有罪にしてしまうと…という責任を感じていたのでは。疑わしきは罰せずということでしょうね」と私見を語った。