元参院議員の音喜多駿氏が12日、自身のユーチューブを更新し、元広島・安芸高田市長の石丸伸二氏と元参院議員の須藤元気氏との居酒屋での同席写真が批判されていることに苦言を呈した。
石丸氏と須藤氏は11日に東京・門前仲町でのイベント後に東陽町にある須藤氏の実家が営む居酒屋で忘年会を行った。その後、音喜多氏とReHacQプロデューサーの高橋弘樹氏が合流。須藤氏は石丸氏と乾杯や腕相撲、4人での写真をXに投稿していたが、須藤氏の支持者からは「見限った」「相手を選んだほうがいい」などと非難ごうごうとなった。
音喜多氏は「須藤さんが写真をアップしたらけっこうな批判が殺到して、ちょっとかわいそうになっちゃって。要は石丸さんもファンが非常に多い一方で熱烈なアンチもいる。私も嫌われ者。須藤さんを応援している方々の中にもリベラルな方、いわゆる左派の色がついている方が多い。その投稿を見た左派系のインフルエンサーや知識人たちがフォロー外しますと。率直にいって、一番ダメなタイプ。ファンとしてもアンチとしてもダメ。言論は戦わせるべきだが、意見交換は絶対否定されるべきでない」と力説した。
さらに「『石丸、音喜多とメシ食ったから須藤はダメ』『見損ないました』と言うのはファンとしても須藤さんのためにならない。政治とか政策への向き合い方が間違っている。『気を付けてくださいね』『政策で取り込まれないでくださいね』という応援の仕方ならいいが、より分断を煽るような、アメリカで加速している民衆の分断ですよ」と付け加えた。
そのうえで、自身の石丸新党への合流について、「行きません。石丸さんにもお誘いされていない。既存の政治家を仲間にいれたら、期待が薄れる。音喜多駿には特に用事はないと思う」と改めて否定した。