Infoseek 楽天

【住之江ボートSGグランプリ・カウントダウン】定松勇樹「SGを勝った後が長かった。早く締め切ってくれと…」

東スポWEB 2024年12月13日 10時4分

◇11位・定松勇樹(23=佐賀)初出場

5月の多摩川オールスターで優勝。2019年11月のデビューから4年6か月でのSG初制覇となった。「自分の中では長かった。峰竜太さんには〝3年以内にSGを走れる力がある〟と言われていたので、そのつもりでやっていた。でも、初めてSGを走った時に壁の高さを痛感していたし、事故も多かった。GⅠに行けば気後れもしていた。経験値が足りないな…、と思いながら優勝できたのが正直なところ」と明かす。

一気に優勝賞金4200万円を加算。グランプリ出場も射程圏に入ったが、思わぬ苦悩が生まれた。「SGを勝った後が長かったです。これまでSGに出るための賞金は意識していたけど、グランプリに行くための賞金を意識したのは初めて。SGのたびに順位が入れ替わるので気が抜けなかった。早く締め切ってくれ、と思ったこともありました」と振り返る。

その一方で「賞金加算を意識するとFは切れない。スタートが見えてない時はS以外で勝負することを心がけていた。多かったFが年間で1本になったことは良かった。事故なく走ることへの意識が高まりました」と大きなプラスもあった。

初体験の連続に戸惑いながらも、いよいよ頂上決戦に挑む時がきた。「今は不安よりワクワク感の方が大きいです」と目をキラキラと輝かせている。

この記事の関連ニュース