ジャッジにとっては自分で買い戻した方がよかったかも…。ワールドシリーズ第5戦でヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が落球した試合ボールの入札が12日(日本時間13日)に締め切られ、4万3510ドル(約665万円)の高額で落札された。
ボールはMLB公式サイトのオークションで2日から入札が始まり、10日間で計101件の入札があった。商品のタイトルには「アーロン・ジャッジが落とした」と明記されている。
ヤンキースが5―0とリードしていたが、5回表の無死一塁で7番エドマンが放った中堅へのライナー気味の飛球をジャッジが落球。その後も遊撃手ボルピの悪送球や先発コールのベースカバーのミスなどが続いてこの回一挙5失点して流れを明け渡し、ドジャースのワールドシリーズ制覇を許した。
MLBの記念ボールではドジャースの大谷翔平投手(30)が「50本塁打―50盗塁」を決めたホームランボールがオークションにかけられ、過去最高額の約440万ドル(約6億6000万円)で落札。先のWS第1戦でドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)がWS史上初となるサヨナラ満塁本塁打を放ったボールも14日(同15日)までオークションにかけられている。
もっとも今回の「落球ボール」オークションには「真剣にプレーした結果。人格者のジャッジがかわいそう」「何でこんな値段がつくのか?」「チャリティーならまだしも何で出品したのか?」とSNSには批判的なコメントも上がった。