米メディア「ドジャースウェイ」は12日(日本時間13日)、「ソトが加わってもドジャースがメッツを恐れない理由」とのカトリーナ・ステブンス記者の記事を掲載した。
同記事は「ロサンゼルス・ドジャースは、フアン・ソトをメッツに奪われたが、そのことで落胆するドジャースファンを見つけるのは難しいだろう」とノーダメージを強調した。
続けて「これにより、ロサンゼルスはテオスカー・ヘルナンデスに全力を注ぐ余地ができた。ヘルナンデスとの関係は、現時点ではファンが望むよりもやや不安定に見えるが、ドジャースには彼と再契約するのに十分な予算がある」と自信をのぞかせた。
そのうえでメッツについて「今年、ナショナルリーグ優勝決定シリーズで対戦したが、信じられないほど一方的な試合で、ロサンゼルスが勝利した。来年再びポストシーズンで対決する可能性は十分にあるが、ソトがクイーンズにいても、ドジャースがそれを心配する必要はない。それは、メッツの先発投手陣が恐ろしいというよりはむしろその逆だからだ」と先発陣の弱さを指摘した。
千賀滉大ら6人のローテ候補を並べると「千賀滉大はおそらくこのリストの中で最も恐ろしい投手だが、24年のほとんどを怪我で過ごした。ポストシーズンでサプライズ復帰を果たしたが、地区シリーズでフィリーズに1回、リーグ優勝決定シリーズでドジャースに2回、大炎上した」とこき下ろした。
さらにホームズら2番手以降のローテ候補をバッサリ切り捨てると「ソトは1人の選手に過ぎず、メッツの打線には他にも強力な打者がいるが、先発陣がドジャースのようなチームに対抗できなければ意味がない。来年10月に再び対戦することになっても、メッツはそれほど脅威には見えない」と断じた。