6年前の平昌五輪で銀、一昨年の北京五輪で銅メダルを獲り、今春プロフィギュアスケーターに転向した宇野昌磨(26)が、13日にゲスト出演した生バラエティー番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)で、相当なゲーマーぶりを告白した。
宇野は「ホントに何にも関心がないというか…。ゲームとスケートにしか興味なくやってきた」という。現役時代も他の選手たちと違い、大会の衣装は「動きやすかったらそれでOK」で、選曲もコーチたちに「コレいいんじゃない?」と言われるがまま。反論したことないそうだ。
食にもあまり興味がなく、自分の身なりや、部屋のインテリアにもこだわりナシ。自宅は「ベッド、テレビ、ゲーム、終わりって感じ」だそう。
ゲームは小さい頃から大好きで、コーチや親、友人に「ゲームをやるためにスケートをしてるのか、スケートをやるためにゲームしてるのかどっち?」とよく言われていたそうだ。
自分にそんな負荷がかかってなかったなら引退しなくても…と振られると「年齢重ねてくにつれてちょっと、スケートに対する思い入れといか、トップで戦える楽しさとか、自分なりの目標っていうのがあったので…」と釈明。現役時代をこう振り返った。
「小さい時はホントにもう、ゲームをするためにスケート。スケート頑張ると割と、何でも優遇されるじゃないですけど『ゲームやっていいよ』とか、そうやって言われたりしたので…。やっぱり年齢重ねると、夜遅くまでゲームをするかしないか、自分の選択になってくるので、必然となんかスケートがメーンって感じにはなってたんですけど…」
スマホゲームにハマっていた時、友達からは「課金してんのかよ」と言われることが多かったという。そこで出たのが「課金は負けではない。強くなるための手段だ」という名言。宇野は「『強くなるためにみんな練習したりするじゃん。服買ったりするじゃん。それと一緒』っていうことが伝えたかった」そうだ。
好きなゲームのジャンルは「結局たくさんのゲームやっていて一番長続きするのは、課金するゲームじゃなくて、いわゆる最初5000円払ったらすごく長く続けれるゲームとか…。ドラクエもやりますし、スマブラっていうゲームを結構長く…」。ということで、そのアクション格闘ゲーム「スマブラ(大乱闘スマッシュブラザーズ)」で、曜日レギュラーの俳優・犬飼貴丈(30)と生対戦することになった。
「メッチャやってます。地元で敵ナシだった」と言う犬飼だが、結果は僅差で宇野の勝利。犬飼いわく「(宇野は)若干手加減してました。いたぶらててる感じがしました」とのことだが、宇野は「今日の実力以上のものが発揮できると思うので、ちょっとこの程度じゃないってことだけは…」とアピールし、納得していない様子だった。
ゲーム大会への出場には「スケートってやるハードルがあるじゃないですか。親がやらせてくれるって。でもゲームって結構誰でも入れる…競争率の幅が…上には上が…」と消極的。だが「今後ゲーム関係のお仕事は?」と聞かれると「これだけ、ホントにスケートと同じぐらいゲーム熱中してやってきたので、ま、せっかくここまでやってきたので、何かそういう仕事してみたいなって思うんですけど」と色気を出していた。