タレントの眞鍋かをりが13日、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演。膀胱がんのため亡くなったフリーアナウンサーの小倉智昭さん(享年77)の思い出を語った。
小倉さんのニュースをVTRで紹介した後、コメントを求められた眞鍋は目に涙をため「恩人と言う言葉では表し切れないくらい、お世話になった方で。私、今仕事ができているのも本当に小倉さんのおかげで、小倉さんの事務所に今も置いてもらって仕事させてもらってますし、私生活でも本当に大切な人は小倉さんからいただいたご縁ということが本当に多くて…」と言葉を絞り出した。
眞鍋は小倉さんの人柄を「困ってれば手を差し伸べるし、困ってなくてもいろいろやってくれる人」と回想。眞鍋が出産した際には、自宅まで出産祝いを持って来てくれたそうで、その年は芸能界が出産ラッシュだったため、「この後、〇〇さんと〇〇のとこにも持って行かなきゃいけないんだよ」と忙しそうだったという。
眞鍋は「本当に愛情受けた人、多いんだろうなと思って。うちに事務所のスタッフも本当に家族同然でかわいがってもらってたりしますし、すごく愛情深い方だったなと思って」としみじみ語った。
小倉さんと最後に会ったのは半年ほど前で「お家に行かせてもらったんですけど、その時にすごくお元気だったので、こんなに早くお別れすると思ってなかったし、その時に『まだまだこれから、これをやりたいんだ』とか『これをこうしていきたいんだ』ということをすごくパワフルに語っていらっしゃったので、なんかすごくもっともっと楽しんで自分の好きなことをやってほしかった」と悔やんだ。
最後に眞鍋は「本当にたくさんの人にいろんなものを与えてこられたので、それをどんどんつないで、これからも小倉さんからいただいたものを大切にしてつないでいきたいなと思います」と故人をしのんでいた。