実業家のひろゆき氏が13日、ニッポン放送「泉房穂の情熱ラジオ」に出演。前明石市長で弁護士の泉房穂氏に、再び新党結成をけしかけた。
2人は先月末に行われたX(旧ツイッター)でのやりとりが注目された。泉氏が「泉房穂さん新党結成してください 待ってます」という投稿に反応し「時代の動きはあまりに速く、動きながら考えていくのも選択肢のように思えてきた」などと記述。新党結成も選択肢の一つとも受け取れる投稿をした。
これにひろゆき氏がXで「わくわく」とリアクション。泉氏も「ひろゆきさん、ご準備ください…」と意味深にポストし、フォロワーは「え? マジですか?」などと大いに盛り上がった。
この件の真相について問われると、泉氏は「まあ、匂わせやね。真相は何もないですよ」と苦笑い。しかし、すぐさまひろゆき氏は「僕、別に言われたらやりますよ。別に『泉新党』でもなんでも」と応じた。
これに泉氏は「私はラジオのパーソナリティーで。人生念願のパーソナリティーに就けたんですから。この座を死守してやね…」とタジタジ。続けて「いきなり聞くけど、どうですか、例えば参院選とか?」と話題の主がひろゆき氏に変わるよう仕向けた。
ひろゆき氏は「今回で自民党が割と弱い状態になって、(泉氏が)『政界を変えるんだったら、チャンスだよね』って、おっしゃってたわけじゃないですか」と返答。人口が伸びている国は経済成長していると指摘し「明石市で(人口増に)成功しましたって人が『じゃあ日本でやります』って言うんだったら、そりゃうまくいくんじゃね?っていうので。なので、泉さんが『何かやれ』って言うなら、僕、全然やりますよ」と再び泉新党に話題を戻した。
防戦一方の泉氏は「いきなりこっちに振って来ないで…」と口ごもるばかり。ひろゆき氏は「泉さんがチャレンジするって言うんなら、僕、言われた通りやりますよ」と約30分の出演時間、常に泉氏をけしかけ続けた。