飯塚オートのナイターGⅠ「開設68周年記念レース~トーマスメモリアル魂の継承Vol.10~」が13日、開幕した。
初日は雨の幕開けとなったが、走路状態不問の〝らしさ〟全開レースで快勝を収めたのがダブルグランドスラマーの永井大介(47=川口)。
最高ハン最アウトの8番車から発進した永井は、持ち味を存分に発揮した豪快なまくり攻勢で番手を上げると、勝負どころではきっちりインコースも使ってトップを奪い、内外自在のハンドルさばきを披露した。
「いや~、良かったね。飯塚は久しぶりだけど、序盤にうまく外(のコース)が決まったからね」と破顔一笑。
「浜松でやった下周りの整備、その後にやったセッティングも良かった。エンジンはいいから晴れても練習した感じでちょこちょこやっていく。上出来でしょう」
上々の滑り出しを見せたSG15冠の実力者がシリーズを面白くしてくれそうだ。