飯塚オートのナイターGⅠ「開設68周年記念レース~トーマスメモリアル魂の継承Vol.10~」は13日、幕を開けた。
森且行(50=川口)は7Rで5着と、得意の湿走路ながら不発に終わった。試走は3・59秒と東小野正道と並んでトップタイのタイムを計時し、好走なるかと思われたが「試走から滑っていた。レースは試走の3倍滑った。エンジンが合ってないのか、腰周りが合ってないのか…。グリップを開けると外に行ってしまう」と渋い顔。
「雨でも乗りづらい。抜けなくても前について行けるならいいけど、ついても行けない。腰周りかな。引き続き扱う。やればやるほど乗りづらくなる感じだけど、やるしかない」。思うように操ることができず苦戦が続くが、初戦を踏まえ早速、修正に取りかかる。
前節から続く作業は、思うように結果に結びつかず表情は冴えない。だが、現状打開へは手を動かすしかない。2日目は予選突破のカギを握る大事な一戦。良化の糸口を見いだしたいところだ。