ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が防衛戦(24日、東京・有明アリーナ)を控える中、挑戦者でIBF&WBO同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)の行動が注目を集めている。
「Fox Sports Australia」は「サム・グッドマンは自身のサポーターが応援できるよう、日本円で550万円以上を費やした」「グッドマンが東京の有明アリーナでチケット100枚を購入できる独自の契約条項を要求し、それを受け取った」と報じた。
その上で、グッドマンのチケット確保への執念を紹介。「グッドマンは、クリスマスイブの試合を観戦する100人もの家族や友人を引き連れている。その全員のために席を用意したかった」「日本の関係者は当初、3桁に及ぶチケットを要求したグッドマンに難色を示し、熱心な(日本国内の)地元ファンからそれほど多くのチケットを取り上げることはできないと強調した。しかし、グッドマンは任務にこだわった」と伝えている。