◇7位・菊地孝平(46=静岡)9年連続13回目
今年は1月の地元・浜名湖GⅠ70周年記念で準V、2月の蒲郡GⅠ東海地区選も準Vとまずまずの滑り出し。4月には児島GⅠ72周年記念を制すると、鳴門PGⅠマスターズチャンピオンも優勝と、順調に賞金を積み重ねた。「いつもスロースターター。序盤が良くなくて、夏ぐらいからリズムアップしてきて良くなっていくパターンなんですけど、今年は珍しく年初めから良かった」と振り返る。
7月の大村SGオーシャンカップも優出。この時点で賞金ランクも2位につけていた。トライアル2ndスタートも射程圏だったが〝次点〟の7位でトライアル1stからの参戦となった。「いつも通りやれれば、もっといいところにいれたはずなんですけど…」と悔いも残る流れだ。
しかし「それも自分の責任ですからね。これでグランプリを勝てなくなったわけでもない。1stの1号艇からはスタートできるし、そこのアドバンテージは絶対にあるので、そこはしっかり生かしていきたい」としっかり気持ちを切り替えている。
「ボートレース界のトップの人たちがここに照準を合わせてくるし、バチバチでくる。そういうのは自分も好きなんでね」。頂上決戦でしか感じることができない空気、時間を満喫するつもりだ。