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【ボートレース】武井莉里佳 新設PGⅠスピードクイーンM出場「発表された時から狙っていました」

東スポWEB 2024年12月14日 11時4分

【女子ボートレーサー・インタビュー 武井莉里佳(24=兵庫)前編】
――11月25日の平和島ヴィーナスシリーズ初日4Rで、3コースからまくって1着。1分48秒5のレースタイムを記録し、浜名湖PGⅠスピードクイーンメモリアルの出場権を獲得した

武井 うれしいです! もちろんレースが発表された瞬間から狙っていました。誰でも権利があるので、そこは狙わないとなと思っていました。スピードクイーンに出ても戦えるように1M、道中の走り方などを準備してきました。自分の力がどこまで通用するか楽しみです。

――選手を目指したきっかけは

武井 兵庫支部の森悠稀選手がお父さんの知り合いで、お父さんと一緒に尼崎に応援に行った時にカッコいいなと思い、目指そうと思いました。

――実際、選手になってみて

武井 大変だけど楽しいです。今は結果が点数、勝率で目に見えてついてきているので、楽しいと思えていると思います。まだ点数が取れなくなったり、納得のいくレースができなくなったりなど、大きな壁には当たっていないですね。そういう時が来た時に、どう乗り越えるかが大事だと思っています。

――勝率が上昇中。2025年前期適用勝率は5・23と初の5点台を記録。その要因は。

武井 ペラを節間で合わせられていて、悪いエンジンでもよくできていることがひとつの要因だと思います。師匠の藤岡俊介さんや、藤岡さんの師匠の吉川元浩さんから教わったりしています。もちろん練習にもたくさん行っていて練習量は多いと思います。ここは自負できるところですね。休みの日もレースが頭から離れないので、リプレーを見て勉強してペラ叩いたりもしています。

――陸でもトレーニングを

武井 筋肉を増やすためにパーソナルトレーニングに通っています。ここ1年くらいで握って回った時の安定感は良くなっているし、転覆も明らかに少なくなりました。トレーニングの成果が勝率アップにつながっていると思います。

――レースで心がけていることは

武井 レース前は1Mの展開を何個も考えて、瞬時に選択できるように準備をしています。レース中はアガっちゃうとダメなので、冷静に視野を広く展開を把握するようにしています。

――アピールポイントは

武井 まくりやまくり差しが得意です。得意というか好きですね。最近やっと的確に判断してまくり差しをできるようになってきて、習得しつつあるかなと思います。勝率が上がったのにも、多少なりとも影響があると思います。

――買い時は

武井 展示タイムはいつも出ているので、乗りやすそうにしている時や周回タイム、回り足タイムが出ている時ですね。

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