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【ボートレース】武井莉里佳 ファンからの手紙が支え「成績が落ちた時に読み返して…」

東スポWEB 2024年12月14日 11時19分

【女子ボートレーサー・インタビュー 武井莉里佳(24=兵庫)後編】
――師匠の藤岡俊介選手に弟子入りしたきっかけは

武井 デビュー戦で一緒で練習も何回か来てくださって指導方法、レーススタイルを見て「こういう選手になりたい」と思って、弟子入りをお願いしました。厳しい面もあったり、技術面、メンタル面ともに鍛えることができています。

――憧れの選手は

武井 藤岡さん、吉川さんです。藤岡さんはスタートを決めて、軸になってレースを作っています。藤岡さん次第で周りがどうなるかが決まるところがすごいと思います。吉川さんは1Mや道中でズバ抜けています。ペラ調整では合わせるのも早いし、悪いエンジンでもペラで立て直す対応力がすごいです。引き出しが多いですね。一番見習いたいところです。

――目標は

武井 まずはA級に上がることです。その上でグレードレースで活躍できる選手になることです。GⅠやSGに出られるようなレーサーになりたいです。師匠と一緒にグレードレースを走りたいですね。チャレンジカップの坪井康晴選手と河合佑樹選手みたいになれたら最高ですよね。一緒に準優は乗ったことはあるんですよ。やっぱりうれしかったけど、絶対に超えたいなという気持ちもありました。

――同期には飛田江己など活躍している選手も多い。同期の存在は。

武井 意識してないと言ったら嘘になるんですけど、私が目指しているのはグレードレースで活躍できる選手なので、同期がうまかろうがうまくなかろうが関係ないと思っています。でも、やっぱり同期が活躍しているのはすごいなと思うし刺激になります。頑張ろうって思えますね。レース以外のプライベートでは、節の前泊と後泊で遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったりします。旅行に行ったりもしますよ。最近だと宮崎安奈と北海道に行きました。

――地元・尼崎への思い

武井 やっぱり地元なので、活躍したいです。地元でのグレードレースにも出場したいです。まずは優勝したいですね。

――尼崎のおすすめ

武井 尼崎ちゃんぽんのお店「天遊」がおいしいです。この前は練習前に登みひ果と行きました。

――宿舎での過ごし方

武井 最近は英語の勉強をしています。海外旅行に行きたいし、西村歩さんとかに「若いうちからやっとき~」と言われたので(笑い)。勉強は嫌いですけど、テキストを買ってちゃんと勉強していますよ。海外旅行を楽しみに頑張っています。

――休日の過ごし方。

武井 ゴルフに行っています。夏は暑過ぎてあまり行ってなかったんですけど、最近、再開しました。同支部のグループの先輩とか、ヤングの選手と行っています。ベストスコアは106です。100切りを目指しています。ソフトボールやっていたのでボールには当たるんですけど、真っすぐ飛ばないので集中力ですね(笑い)。あとは愛犬のロコ君と出かけますね。この前はお母さんと3人でドッグカフェに行きました。犬用のご飯があるんですよ。次は淡路島に犬も一緒に泊まることができるホテルがあるので、連れて行ってあげたいです。

――ファンへの思い

武井 SNSで投稿するとたくさんコメントしてくださったり、お手紙をもらったり、それで頑張ろうって思えるんですよね。お手紙は毎節持ち歩いていて成績が落ちたり、うまくいっていない時に読み返して「頑張らないとな」と力になっています。舟券に絡んだり、いいレースをすることが応援していただいている恩返しになると思っています。

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