俳優の和田正人(45)が14日、都内で行われた映画「くすぶりの狂騒曲」公開記念舞台挨拶に登壇した。
同作は、今年で結成10周年を迎えた「マヂカルラブリー」「すゑひろがりず」「GAG 少年楽団」「ジェラードン」「囲碁将棋」で構成されるユニット・大宮セブンに初期メンバーとして在籍する「タモンズ(大波康平=42、安部浩章=42)」を中心に物語が展開される大人の青春群青劇。
この日はタモンズ本人たちを含む芸人らとともに登壇。総勢16名という大人数での舞台挨拶に、和田は「この人数って制作費20億円超えとかの超大作がやるやつなんですよ」と困惑しながらも「気分は山崎賢人でいきます!」と意気込んだ。また、和田は作品中でタモンズ・大波を演じている。大波本人から「最初見たとき、和田さんがかっこよすぎてもう自分のことじゃないように思えて…」と太鼓判を押されると、満面の笑みを見せた。
大宮セブンの芸人一人ひとりにはそれぞれ最後が「し」で終わる〝屋号〟が付いている。タモンズ・安部から「この間、和田正人さんのお子様、奥様にもお会いした。吉木りささんが本当に綺麗で、可愛らしいお子さん2人いて。『うらやまし』」と屋号を授けられると「いいんじゃないですかね」とうなずき、会場からは拍手が起こった。
和田は最後に「我々、出演役者たちも、くすぶってる役者ばかりで、俺たちの『くすぶりの狂騒曲』でもある。ここから映画を育てていくのはお客様皆さんですので、この作品をよろしくお願いします。以上、山崎賢人でした!」と明るく締めくくった。