演歌歌手の青山新が木梨憲武プロデュース、所ジョージ作詞作曲の初の配信シングル「TOKYOメトロブルース」を21日にリリースすると発表した。
TBSラジオ「土曜朝6時 木梨の会。」の番組内で木梨の一言がきっかけとなり、コラボレーションが実現した。生放送中に木梨が青山の新曲を所にオーダー。青山も勢いで「青江美奈さん風のブルースを…」などとリクエストしたところ、一夜にして、大都会(メトロポリタン)の夜を舞台に悲哀を描いた「TOKYOメトロブルース」が誕生した。
制作が進むごとに熱量は増していき、当初予定にはなかった木梨、所のコーラスも収録された。作詞作曲の所は「青江美奈さんのような歌という本人の希望を受けまして、それならブルースだね、と。田舎のほうの寂しいブルースはわかりやすさがあるけれど、大都会のもの哀しさの方がより際立つのかな、ということで大都会の哀愁を描いた『TOKYOメトロブルース』を作りました。2025年、銀座、千代田の飲み屋さんでたくさんかかるんじゃないでしょうか。来年はこの曲で作詞賞をめざします」。
プロデュースした木梨は「男前からのすばらしいボーカル力!! ウナるサビ、そしてノリ&ジョージ先生はワッワッワッワッコーラス隊! 2025年、青山新、ヤバい事に!!」と熱意を込めた。
青山は「所さん独特の言い回しが新鮮な歌詞で、今までにないオシャレなブルースです。ブルース好きの僕にはたまらない一曲になりました。さらに、木梨さんにもプロデュースに加わっていただき、なにかスゴイことが起こりそうで、全く新しい景色が見えてきそうな、そんな予感がしております」と意気込みを語った。