お笑いコンビ「令和ロマン」の高比良くるま(30)が14日放送のTokyo fm「川島明 そもそもの話」に出演。M―1グランプリに出場する理由を明かした。
くるまは令和ロマンが昔「魔人無骨」というコンビ名で活動していた時代を回想。M―1グランプリ2018で、視聴者投票で選ばれるワイルドカード枠で出場した際に、舞台袖で見たある光景に大きく影響を受けたという。
「霜降り(霜降り明星)さんが優勝した回なんで、上の人もめっちゃいる。袖で見てたら、かまいたちの山内さんとか来て。後ろから和牛さんがバッて。一方で武智さん(スーパーマラドーナ)が目をつぶって腕を組んでズンって。全然福徳さん(ジャルジャル)とかはひょうきんにストレッチとかしてて…カッコよすぎる。『なんだこれ、漫画みてぇだな』ってめっちゃ鳥肌立った。あれでハマったんですよ、M―1」と振り返った。
そこからM―1に焦点を合わせて漫才に取り組み始め、昨年見事優勝した令和ロマンだが「(2018の舞台袖と)同じような経験はできなかった。オズワルドさんとか和牛さんみたいに毎年出る人になりたかった」と吐露。優勝後のコメントで「来年も出ます」と宣言したくるまだが「本当に怖かった。恐怖で頭いっぱいになった」と当時の心境を明かした。
その思いが今年もM―1に出場するきっかけとなったようだが「とりあえずM―1、今年で1回終わろうと思っている」と告白。MCの麒麟・川島明を「えぇ!?結果はどうあれ?」と驚かせながらも「でも、ラストイヤーまで8年あるんで。『どこで出てくるんだ』って皆をビクビクさせてやろうと思って」と不適な計画に言及した。