明石家さんまが14日深夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。木村拓哉と石川県輪島市を訪問したと報告した。
木村の希望で来年正月放送のフジ系「さんタク」のロケで同地を訪れたそうで、さんまは「俺、寒いのあかんしやな。もうチャリティーはしたし…とかあって、『木村がいうからしゃあないか』という感じで行ったんです」と打ち明けつつ「ですけどまだまだ復興は(できてない)。『え? こんなにかかんの?』っていうぐらい」と素直な感想を述べた。
続いて「阪神とか東北の時は『やっぱりすごいな日本人。早いな』と思ったけど、やっぱり離れるといろいろなあれがあって。橋が崩壊したりしてるから遠回りして行かなあかんとか、そんなんがあんねん」と表情を曇らせた。
現地では木村と炊き出しの手伝いをしたそう。2人は「一流旅館」に宿泊したが、フロントの素人っぽい対応や、アメニティーの少なさなど、人手不足の影響が随所に表れていたという。
さんまは「農家の方なんかに聞くと『やっと9月に水が来ました』とか。それまで井戸掘ったりしながら水を。ちょっと驚いたのと、行ってよかったというのと、また行けたら行ってあげたいというのと。もうすごい状態でがんばって乗り切ってはる」と舌を巻いていた。