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【新日本】オーカーンに挑戦のタイチがKOPW出撃の真意激白「オカダが去った年に、俺の色で終わらせたい」

東スポWEB 2024年12月15日 6時13分

新日本プロレス22日後楽園ホール大会でKOPW保持者・グレート―O―カーンに挑戦するタイチが、同タイトル戦線出撃の真意を明かした。

KOPWは年内最終戦終了時点での保持者が覇者として認められるシステムで、後楽園決戦の勝者が今年の覇者となる。2022年から3年連続の最終争奪戦出撃となり、勝てば昨年に続く覇者の称号を得るタイチは、ルールプレゼンで「KOPW3年間集大成3本勝負」を提案。くじ引きによって1本目が「ノーロープ場外押し出しマッチ」、2本目が「金丸義信レフェリーマッチ」、3本目が「ラストマンスタンディングランバージャックデスマッチ」の変則ルールとなっている。

一方のオーカーンは「後楽園ホール再生マッチ」を提案。16日10時まで行われるファン投票では現在、タイチの提案ルールが優勢な状況だ。

「まさかの金丸レフェリーマッチだけは予想外だったけどね…。決まったらその時にどうしようかなと。本当に金丸が来るのかどうか。どういう理由でアイツを引っ張ってくるのか。アイツもやる意味がないし。オーカーンが勝とうが俺が勝とうがみたいなところ多分あるだろうし」と困惑しつつも、提案ルールの採用には自信をのぞかせた。

「集大成」を銘打っているタイチは、2年連続のKOPW覇者となった場合は同タイトルからの〝卒業〟を見据える。

「要はもう〝殿堂入り〟というか。3年間お腹いっぱいやってきたし、いつまでも俺が覇者になっててもよくないと思うし。若い世代もそうだし、逆に50代の世代の人たちも名乗り上げればいいんだよって。バックステージでブツブツブツブツ言ってるくらいなら、どんどん名乗り上げてやればいいじゃん。ヤングライオンからオッサンまでできるんだから、違う色をつけてもらえたら」とその理由を説明する。

さらに「ただあれはやっぱりオカダ(カズチカ)が作ったタイトルだし、オカダが去った年に、少しでも俺の色で終わらせたいって気持ちもあるよね。本当はアイツともやりたかったんだけど」と、タイトル提唱者が今年1月に新日本を退団していたことも、最後の争奪戦への出撃の後押しとなったようだ。

「地方再生」を掲げて年間のKOPW戦線を戦ってきたオーカーンへの評価は手厳しい。「女子とやるのは新しかったからいいけど、メシ食ったりとかはいただけなかったかなって。コイツ大丈夫かな、どこ向かってんのかなっていう。戦いをしようぜ、戦いを。俺と鷹木(信悟)はIWGPすら超える戦いをしてきたと思ってるし。KOPWとは何ぞやという歴史をアイツに教え込もうと」と豪語したタイチが、KOPWの歴史にもう一度自身の名前を刻み込む。

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