MF伊東純也とMF中村敬斗がプレーするフランス1部スタッド・ランスは14日(日本時間15日)、ホームにMF南野拓実擁するモナコを迎え、スコアレスドローに終わった。
Sランスは年内最後のリーグ戦となる中、日本代表戦士が先発揃い踏み。中村は前半37分、フリーの状態で右クロスを受けたものの、合わせきれず枠をとらえることができない。決定機を逃して悔しさをあらわにした。伊東はチャンスメークなどで持ち味を発揮するも、得点には至らなかった。
フランスメディア「Orange」は中村について「日本人対決に勝利する可能性もあったが、前半終了間際、文字通り誰もいないネットの前で一人だったにもかかわらず、この信じられないようなチャンスを逃してしまった。これほど拮抗した試合では、何かしらの意味があるはずだ」と結果に対する〝戦犯〟であることをにじませた。
一方、公式戦2試合ぶりの先発となった南野もチャンスをものにできなかった。前半15分、同28分のシュートは相手DFに阻まれ、後半32分には裏抜けでスルーーパスに合わせ、シュートするもゴール右へ外してしまった。
それだけに同メディアは「チームの稚拙な攻撃のすべてに関与していた。もっと正確に言えば、チャンスをつくることはできたが、それをものにできなかった。GKや(S・ランスDFの)アグバドゥに阻まれ、正確さを欠いた」と南野を酷評。ともに今後の巻き返しを期待したいところだ。