フジテレビ系「ワイドナショー」が15日放送され、「紀州のドン・ファン」と称された資産家の元妻が無罪判決を言い渡されたことを取り上げた。
2018年に資産家の野崎幸助さんに覚醒剤を摂取させ殺害したとして、殺人罪などに問われた元妻の須藤早貴被告が12日、和歌山地裁であった裁判員裁判で無罪判決を言い渡された。
元EXILEでタレントの関口メンディーは。一連の事件をめぐるメディアの報じ方に言及。元妻について「報道を通して見ると、悪そうな人に見えてしまう。ミスリード的なものがあったのかなと感じる」と話す。「そもそもドン・ファンって何?って。分かりやすい呼び名があったほうが報じやすいのは分かるけど、それ(イメージ)に引っ張られた人が多いのかな」と続けた。
フリーアナウンサーの豊崎由里絵は、野崎さんが生前、自宅で取材を受け、女性やカネの話を堂々としていたと振り返る。「とてもテレビが好きで、お話しするのが好きで、女性問題みたいなのを大っぴらに話す方」と指摘。野崎さんのそういった一面に「注目した局や番組は、そう(イメージに引っ張られないように)しないつもりだったとしても、そちらに引っ張られてしまったところがあったのかなと。そうだとしたら反省しないといけない」と語った。
ドン・ファンはスペインの伝説上の人物で、プレイボーイとして多くの文学作品に登場する。これが転じてプレイボーイの男性は「○×のドン・ファン」と称されることがある。