15日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)では先日発表された「今年の漢字」を特集した。
今年の漢字は日本漢字能力検定協会が主催で12月12日の漢字の日に合わせて毎年発表される。1995年からスタートし、場所は清水寺。全国からの応募で決まり、今年は約22万票が集まり、1位は約1万2000票で「金」となった。パリ五輪・パラリンピックや裏金問題などが反映されたとみられる。
番組ではドジャース大谷翔平選手が選んだ今年の漢字を紹介。大谷は報道陣の取材に「『一』じゃないですか。優勝の一番になったということ、移籍一年目だったということ、という感じですかね」と答えていた。
和田アキ子は「どんな漢字でもいいですね。大谷さんが言うなら」とコメント。陣内智則は「一平の『一』もある」と指摘。和田も「確かに!」とうなずいていた。
〝一平〟とは大谷の元通訳だった水原一平氏のことだ。水原氏は2021年11月ごろから24年3月ごろにかけ、違法スポーツ賭博で抱えた借金返済のため大谷の口座から約1659万ドル(約25億円)を盗み、賭博の胴元に不正に送金した銀行詐欺罪などに問われ、いまや被告の身。
今年3月に事件が報道され大ニュースとなっていただけに、大谷の選んだ「一」が和田らには意味深に聞こえたわけだ。