元日本代表MFの松井大輔氏(43)が15日、神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場で引退試合に臨んだ。
この日行われた試合では、FW三浦知良、MF本田圭佑、小野伸二氏、MF香川真司、遠藤保仁氏ら豪華メンバーが出場した中、松井氏は7得点で〝有終の美〟。試合後のセレモニーで「たくさんの方に囲まれて幸せだったと思います。ファン、サポーターの皆さま、自分がつらい時に支えていただき、いつもそばにいてくださったこと感謝しています。いつも自由に生きる自分を支えてくれた家族に感謝しています」とあいさつ。
さらに、プロキャリアをスタートさせた京都でチームメートだったカズにも「18歳の若造をかわいがってくれて、ある時は怒ってくれて、たくさんのことを学ぶことができました。本当にカズさんがいなければ、今の自分はいないと思うので、ありがとうございます」と感謝の言葉を送った。セレモニーではカズからバラの花束を贈呈された。
今後に向けては「これからスーパーテクニカルコーチなるものを目指して、指導者の道を歩んでいきたいと思っております。各クラブに個人戦術だったりだとか、いろんなものを指導できれば。今もいろんなクラブに行っているので、いろんな形をとれればいいなと思っております」と先を見据えた。