元楽天監督で2023年に巨人で打撃チーフコーチを務めたデーブこと大久保博元氏(57)が15日、自身のユーチューブで前中日守護神ライデル・マルティネス投手(28)の〝巨人入り〟を喜んだ。
この日、キューバで正式に契約が結ばれたと報じられた。大久保氏は「すごいニュースが入ってきました」と最強助っ人の加入に驚きを隠せなかった。
続けて大久保氏は「(報じられた2年24億円は)日本ではなかなかない。巨人ではここ何年もない補強に成功した。7、8、9回が盤石になる」と大型補強に目を丸くした。
それだけ大久保氏が評価するのも対戦時に攻略できなかったため。「すごくクレバー。当然、真っすぐを狙うんだけど威力があってバットが戻される。そこにカーブ、フォーク、チェンジアップがある。出てきたらノーチャンスだった。中日戦は攻撃は8回までと思っていた」と実際の対戦を振り返った。
その難敵が味方になることは、とてつもなく大きいという。「(巨人が)優勝です。評論家が10人いれば8人以上がVと予想する」と断言した。
その一方で楽天での監督経験から井上新監督で臨む中日へのエールも忘れず。「絶対的な1枠がいなくなるわけだから、チャンスを得る選手もいる」と守護神流出を好機と見るべきとの考えを示した。