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松井大輔氏 駒野友一氏に〝愛のPKイジり〟…吉田沙保里のタックルは「自分は受けたくない」

東スポWEB 2024年12月15日 20時19分

元日本代表MFの松井大輔氏(43)が15日、自身の引退試合(三ツ沢)で盟友・元日本代表DF駒野友一氏(43)に対する愛あるイジり演出を披露した。

試合終了間際。MF香川真司がペナルティーエリアで、レスリング女子の五輪金メダリスト吉田沙保里からタックルを受け、倒されてしまう。吉田にはレッドカードが提示され、松井氏のチームにPKが与えられる。ここは主役が蹴ると思いきや、キッカーに駒野氏が指名された。

するとスタジアムのビジョンに、2010年南アフリカW杯決勝トーナメント1回戦パラグアイ戦におけるPK戦の画像が映し出された。3人目のキッカーだった駒野はクロスバーに当てて失敗し、傷心の時期を過ごした。14年の時を経て再びめぐってきたPKは、しっかりネットを揺らすと、駒野氏は両チームの選手に祝福された。

この日の会見で、松井氏は「駒野とは小6から、ずっと一緒にやっている。あのPKを払拭するためにも、うまく先に進むことができればというふうに思ったので。たくさんの人たちが喜んでくれるような演出がちょっとはできたかなと思う」と企画意図を説明。タックルを受け役に関しては「自分は受けたくないので、最終的に(香川)真司がやってくれるということで、昨日の夜中に決まった」と経緯を語った。

また、この日の主役は会見で「(南アW杯で)ベスト16までだったのは駒野のせいです」とも。あえてこんなことを言えるのも、固い絆があるからこそだろう。

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