ボートレース芦屋のGⅢ「第20回アサヒビールカップ」は15日、予選2日目が行われた。
葛原大陽(41=徳島)は2日目8R、大外6コースから五分のSを決めると、1Mまくり差し。バックで3艇の首位争いに加わり、2M先マイに持ち込んで後続を振り切って、白星をもぎ取った。
初日5、4着からの巻き返しに成功したものの「安定板が付く状況で、調整はこの辺りかなってところ。ペラのベースは変えてません。キャビりかけていたし、しっくりはきてない」と仕上げ途上だ。
コンビを組む21号機は、中堅上位から上位レベルの素性。「決して悪くないけど、突出した伸びではないし、使いこなせていない。2連対率(44%)を考えると、もう少しという感じ」と上積みの余地を残している。
近況は3節連続で予選突破と、リズムは悪くない。この日の白星で巻き返しのきっかけをつかんだ。機素性を引き出して一気に加速する。