ボートレース尼崎の「阪神電車 ジェット・シルバー杯」は15日、準優勝戦が行われた。
田頭実(57=福岡)が準優11Rでイン逃げ優出を決めた。10月の津で1Mでキャビった際に他艇と接触。この事故の影響で約2か月、戦線離脱していたが、今節が復帰シリーズ。序盤から代名詞と言える果敢な前づけを武器に、大暴れしてきた。
相棒36号機も尻上がりに良化。「準優は少し回転不足で、起こしやターン回りはイマイチだったけど、その分バックでは伸びた。安定板が外れるなら、これでいいかもしれない。足は十分」と機歴以上のパワーを引き出している。
今節の平均スタートはコンマ12前後と、持ち前のスタート力も健在。「スタートもそれなりに行けているからな」とニヤリ。スタート勝負を仕掛けられる態勢だ。
優勝戦は1号艇・守田俊介に進入からプレッシャーをかけて、3月の下関以来9か月ぶりとなるVをもぎ取る。