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【阪神】石井大智〝成り上がりマッスル〟勢い急加速 球団内から「次期守護神」の呼び声

東スポWEB 2024年12月16日 5時4分

阪神・石井大智投手(27)が15日に京都競馬場で行われた朝日杯FSにプレゼンターとして出席。1着馬・アドマイヤズームの川田将雅騎手に花束を贈呈すると、チーム屈指の筋肉マニアらしく「お馬さんのお尻の筋肉がすごかった。僕もあの筋肉が欲しい」と動物相手にムチャな対抗心を燃やした。

プロ4年目の今季は右のセットアッパーとして56試合に登板。4勝1敗1セーブ、30ホールド。防御率1・48の好成績をマークしたことが評価され、4200万円増の推定年俸8200万円で来季の契約を更改した。2020年のドラフト会議で、12球団の支配下選手としては〝最終指名〟となる全体74位で阪神に8位入団した右腕は、各イベントへの出席やテレビ出演などがギッシリの多忙なオフを堪能中だ。

ただ、出世階段をまだまだ上り続けることになりそうだ。新指揮官の藤川監督は、来季もチームの正守護神・岩崎をクローザーとして起用する考えを明言。だが、チーム内の方々からはすでに「もし岩崎に何かが起きた場合、代役には石井が最もふさわしい」との声も上がっている。

今季の石井は48回2/3を投げ、のべ189人の打者と対戦したが、被弾した本塁打数は驚異のゼロ。本人は「たまたまです」と謙遜するが、奪三振率も10・73と極めて優秀な数字をマークしている。クローザーとしての適性は確かにバッチリなだけに、将来的に守護神の座を継承する可能性も十分だ。

この日、馬券を購入した本命馬のニタモノドウシは9着に終わってしまい、オケラ顔を隠すことができなかった石井だが、軍資金のゼニならばグラウンドに無限に埋まっているだけに、何も心配はないだろう。5年目となる来季も、稼ぎマッスル! 投げマッスル!

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