◇2位・毒島誠(40=群馬)8年連続11回目
選出順位2位。3年ぶりにトライアル2nd発進となる。「よくやれたんじゃないかな、と思っています。1年通して2ndから行くっていうのは目標だった。1stから行くよりかは気持ち的には全然、楽です。1年間、通して予選を頑張った…。そんな感じです」。グランプリ制覇を目指すレーサーにとっては。まずはベスト18に入ることが最初の関門となる。そのベスト18を選考する期間、1月から11月までの11か月間の賞金レースは〝予選″と位と位置付けることもできる。
今年も、その予選を突破。いよいよ頂上決戦が開戦する。準備は万端だ。「去年まで1年半ぐらいテーマを持ってやってきて結果は出なかったけど、幅が広がったっていう感じで地力はついてきました。今年はいろんなことができるんだなって思えるようになった。二十何年たってやっと分かったなっていう感じですね」と明かす。
グランプリは優出6回、準Vも2回。頂点まであと一歩というところまできている。「勝たないと意味がない。目指しているところは優勝だけ。今年は準備もできています。ペラの調整だけではなくメンタル的なものとかいろいろですね。今までで一番、充実していると思います」とキッパリ。
そして、力強くこう宣言する。「だいぶ整ってきていると思いますね。もうしっかりと今年は取りにいきたいですね。取りにいくつもり。出るからには取ります」