ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)に対して、WBA同級暫定王者となったムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が再び挑発した。
アフマダリエフは自身の「X」にコメントを投稿。「チャンプ! 私はフェアな戦いで誰にも負けたことがない。あなたも、あなたのチームもそれを知っている。あなたは(WBAから)正式に私と戦うように2度命じられた。戦う権利がある私は挑戦しようとしたが、あなたは2度とも避けた。あなたが武士道を尊重し、サムライとして行動するなら、いまや切腹が唯一の道だ」と過激な言葉を投げかけた。
アフマダリエフは14日の暫定王座決定戦で同級8位リカルド・エスピノサ(メキシコ)に3ラウンドTKO勝ち。モンスターに向けて「俺を避けるな!」となどと挑発した。一方の井上は自身の「X」に「なんでタパレスに負けたやつから逃げなきゃいけないんだ 必要性がゼロだろ、、、 戦いたいなら勝ちを『価値』キープして待っとけ!! 今はグッドマン戦に全力集中」(原文ママ)と投稿して反論していた。
実際、アフマダリエフはWBA&IBF王者だった昨年4月、マーロン・タパレス(フィリピン)との防衛戦で判定負け。そのタパレスも同年12月、井上にKO負けしてベルトを失っている。いったい、アフマダリエフの挑発的な言動はいつまで続くのか。