スペイン１部レアル・ソシエダードの日本代表ＭＦ久保建英（２３）は１５日（日本時間１６日）、ホームでのラスパルマス戦に先発出場。目立った活躍はなく、後半２２分に交代した。チームは０―０で引き分け、公式戦の連勝記録は５でストップした。
この日は得点に絡むことができなかったが、別の形で注目を集めた。前半３９分、相手ＭＦエスーゴが転倒した際、ＤＦアランブルを危険な形で倒した。アランブルはヒザを抱えたままピッチ上で苦しんだが相手にカードは出ず。これに久保が珍しく激高。ピッチにボールを思い切り叩きつけた。主審への抗議と受け取られ、久保にイエローカードが出された。
この日の久保について、スペインメディア「ムンド・デポルティボ」は「行方不明」と表現。「久保にはもっと多くのことが期待されていた。彼の日ではなく、攻撃は見られなかった。ボールを地面に投げつけたとしてイエローカード」と“期待外れ”の評価を下していた。