広島県安芸高田市の前市長だった石丸伸二氏が16日、都内で行われたABABA新コンセプト発表イベントに出席した。昨年解散したガールズグループ「BiSH」の元メンバーだったハシヤスメ・アツコとともにPR役を務めた。
ABABAは2020年10月に設立され、就職活動をしている学生を支援するサービスなどを提供してきた。例えば最終面接まで進んだ就活生だけが登録できて、その就活生を企業がスカウトできるサービスなどを展開している。
新コンセプトとして「就活に、コンティニューを」というキャッチコピーを披露。ゲームの世界観をもとに就活にも〝セーブポイント〟を設け、続きからできるようにすることを目指すとした。最終面接まで残った過程が評価され、次の採用活動を途中から始められるイメージだという。
これに石丸氏は「ゲーム好きにはたまらないです」と高評価。「昔のゲームってめっちゃシビアでラストダンジョンに行く前にしかセーブポイントなくて、そこから1、2時間でラスボスなんですよ。なので負けると全部なくなっちゃうっていうのがファイナルファンタジー3だったんです」と、自身の体験からセーブポイントの重要性を語った。
ハシヤスメは人生でセーブポイントが欲しいと思ったタイミングを振り返り、「毎日そんな感じで。バラエティーとか出させていただくことになって、『間違えた』ってあるじゃないですか。『今これ言わなきゃよかった』とか、いい回答が思いついてたのに出なくて本番中に反省して戻りたいなとか」と明かした。
イベントではABABA特製のセーブポイントのお披露目も行われた。こうしたイベント出演が初めてという石丸氏は「(ハシヤスメとは)完全に初対面。芸能の世界は疎い。こういう方と一緒に仕事をさせてもらう私は一体どこに向かっているんだろうと思います」と話し、慣れないイベント仕事に緊張した様子だった。