ボートレース住之江のSG「第39回グランプリ」が17日に開幕する。2024年のボートレース界を盛り上げた福留光帆(21)の推しは、もちろん毒島誠だ。
【舟は帆まかせ帆は風まかせ】みなさん、こんにちは! 福留光帆です。
いよいよグランプリです。やっぱり他の大会とは空気感が全く違いますよね。あのピリピリッとした感じ…。たまらないですね。私はあの感じがメッチャ好きなんです。
私にとってグランプリといえば、2022年の大村グランプリです。プライベートで行ってきました。当時はコロナ禍で入場するためには事前抽選があったので、当選ハガキを握りしめて大村に行ったんですよ。
私の推しの毒島誠選手は残念ながらトライアル1stで敗退。それでもグランプリシリーズでは、優勝戦の1号艇。SGで優勝する姿を目の前で見たいと思って駆け付けたのですが、残念ながら2着。泣きました…。優勝した宮地元輝選手がゴール前で力強くガッツポーズしているのを見て、さらに悲しくなって号泣しました。今でも毒島選手のレースに宮地選手がいるとやられるんじゃないか、と不安になってしまいます。トラウマです。
でも、今年の毒島選手はやってくれるでしょう! そもそも何で毒島選手がグランプリを取ってないのか、不思議で仕方がないです。今年は3月の戸田SGクラシックで優勝。毒島選手もおっしゃってましたけど、流れを味方につけての優勝でした。その後も多摩川オールスター、戸田ダービーとSGでしっかり優出。7月の津GⅡボートレース甲子園でも優勝、GⅠでも4回優出とすごく安定しています。
8月以降は優勝がありません。ちょっと調子を落としたかな、と思っていましたが、悪いなりに結果を出していた印象です。11、12月にはまるがめ、三国、福岡のGⅠ周年記念で優出していますし、また調子を上げてきました。
今年の流れや戦いぶりを見ていると、いろんないろんな意味ですごく充実している感じがするんですよね。賞金ランク2位でトライル2ndから登場。初戦は3日目(19日)トライアル2nd11R1号艇です。ここをきっちり逃げて賞金王に突き進みます!
今年のグランプリはめちゃくちゃ面白いですよね。23歳の定松勇樹選手をはじめ、初出場の選手が5人。23歳でグランプリに乗っちゃうなんてすごすぎます。「新時代」を感じます。
王者・松井繁選手も4年ぶりに出場。グランプリは24回目の出場で16優出3V。すごい実績です。実績あるベテランと全盛期を迎えている40歳前後のレーサー、そして20代の若手選手が2024年のトップの座を争うんですよ。ボートレースCMのキャッチフレーズ「だれもが躍動するスポーツ」を象徴するようなメンバーです。
でも、勝つのは毒島選手ですけどね(笑い)。
今年の舞台・住之江ボートは私にとって尼崎ボートに続く「準地元」です。ナイター照明がすごくきれいだし、スタンドと水面の距離もすごく近いイメージがあります。特に1Mです。目の前にターンマークがある感じで、すごい迫力なんです。スピード感、ターンする時のボートの動き、レーサーの体重移動、水しぶき…。最高峰のレースを間近で見れます!
ぜひ、みなさんも住之江に行ってボートレースを楽しみましょう! 私も毒島選手の優勝を生で見たい! 見に行きます! きっと毒島選手が優勝したら私、泣いちゃうんだろうな。