ソフトバンクの甲斐拓也捕手(32)の代理人を務める酒井辰馬弁護士が17日、みずほペイペイドームを訪れ、甲斐の巨人移籍の旨を伝えた。
酒井氏は「ホークスからもすごくいいご提示をいただいて、本当にギリギリまで悩んでいた」と1か月以上に及ぶ甲斐の熟考ぶりを明かした。
その上で、移籍という決断に至った理由について「新たに挑戦したい気持ち」と「巨人・阿部監督の言葉」を挙げた。酒井氏は「打てる捕手の代名詞みたいな人から捕手としての守備面をすごく評価してもらって、『是非とも来てもらいたい』という話をいただけたのはかなり響いた。そういうお話はいただいています」と語った。
2010年育成ドラフト6位で入団してから14年。鷹の正捕手が新たな舞台へ移ることとなる。