実業家のひろゆきこと西村博之氏が17日、「なぜ学生が103万円まで働かないといけないのか」発言で非難ごうごうの自民党・小野寺五典政調会長に言及した。
「103万円の壁」引き上げを巡って自民、公明、国民民主3党で合意。ただ、国民が178万円を目指しているのに対し、与党の腰は重く、批判が噴出している。そんな中、小野寺氏は15日に札幌での講演で「なぜ学生が103万円まで働かないといけないのか」と発言。SNSには「自民党が増税しまくって親が苦しんでいるから」という趣旨の投稿があふれ、大炎上している。
小野寺氏は15日、X(旧ツイッター)に「本日の札幌講演の補足を。『学業に専念できるよう政治が支援するのが本筋』との意図です。私は大学時代、授業料の減免を受け、大学構内の寮に住み、奨学金とバイトで生活費を捻出していました。だからこそ、学生には学業に専念できる国の支援が必要と思っています。その上で、学生には安心して様々な活動に励み、視野を広げて社会人基礎力を磨いて欲しいと思っています」と投稿して釈明するも、批判は全く収まっていない。
ひろゆき氏は17日、Xに「小野寺大臣は、自民党で30年近く政治家をなさってますが、具体的にはどういった『学業に専念出来る支援』を作ったのですか? 学費上昇を止めずに増税した実績は存じております」とポスト。質問という形で追撃した。