広島・秋山翔吾外野手（３６）が１７日、広島市内の「ホテルグランヴィア広島」で、自身初のトークディナーショーを開催した。同ホテルにとっても現役プロ野球選手を迎えての同様のイベントは初開催で、会場には地元・広島からのみならず、県外からも熱狂的な〝秋山信者〟が詰めかけた。
同ホテルで自身初のディナーショーを開催したことにも、理由がある。２２年のシーズン途中に当時、在籍していたＭＬＢ・パドレス傘下から日本球界に電撃復帰、広島入団を選んだ際に、入団会見の前夜に宿泊したのが同ホテルで、秋山にとっては「初めて広島のおもてなしを受けた場所」であり「落ち着ける時間と空間を与えてもらった」と振り返る思い出の地になったという。
これがきっかけとなり、それ以降、同ホテルで夫人との結婚記念日を祝うなど、個人的な節目にも頻繁に利用するようになり、ますます縁は深まったという。思い入れのある地で、この日は３１２人のファンを相手に秋山節を連発して、エンターテイナーぶりを発揮していた。