女子プロレス「スターダム」の〝欲深き黒虎〟ことスターライト・キッドが、ワンダー王座奪取へ覚悟を示した。
年内最終興行(29日、両国国技館)で同王者・なつぽいに挑戦する。王座戦に先駆け17日に都内で行われた会見の冒頭では、キッドが米スパーク女子世界王座を返上することを発表された。
マイクを持ったキッドは「めちゃくちゃ思い入れのあるベルトだったんですけど、ずっと欲しかったワンダーのベルトに集中したいという思いが強くありまして、返上させていただくことを決断しました」と説明。その上で「私の決断を承諾してくださった皆さまありがとうございます」と関係者に感謝を述べた。
その後ワンダー王座の調印式ではなつぽいに向けて「もうこれ以上悔しい思いはしたくない。スパークのベルトを返上し、このワンダーのベルトに対する強い思い、この一戦にかけてる覚悟をファンの皆さん、そしてチャンピオンに届かせたい」と力強く語った。最後には「私、絶対負けないから。私たちのベストバウトを叩き出した上で、私がワンダー・オブ・スターダムをなつぽいから奪ってみせます」と宣戦布告。強欲な黒虎が悲願の王座取りへまっしぐらだ。