元モーニング娘。の辻希美、タレントの杉浦太陽の長女でインフルエンサーとして活動開始した希空(のあ=17)が鮮烈デビューを飾ったことで思わぬ余波が広がっている。他事務所が2世タレントをデビューさせることに尻込みしているというのだ。
希空はこれまで顔を隠してSNSを運用していたが、17歳の誕生日を迎えた11月26日、開設したユーチューブチャンネルの動画で初めて素顔を公開した。希空はインスタグラムの新アカウントも開設。芸能事務所LUVに所属し、主にインフルエンサーとして活動すると発表した。
17日時点でユーチューブチャンネルの登録者数は51万人、インスタのフォロワー数は75万人。インフルエンサーとしての素質は十分だ。
2世タレントの爆誕により、水面下でデビューを模索している2世タレントの周辺から心配の声が上がる。大手芸能事務所関係者の話。
「今後、2世タレントがデビューする際、希空さんと比較されることになるでしょう。顔を隠してSNS運用→素顔を公開してデビューというプロモーションをとれば二番煎じと指摘されるので、この手は取りづらい。デビューの仕方も再考を迫られそうです」
そもそもこれまで2世タレントがデビューすると、ネットユーザーから「親の七光」と疑問視されてきた。ただ、希空はそういった声は少なく、むしろ、デビュー前から特技のお菓子作りに特化したインスタを展開し、フォロワーから「プロ級の腕前」と評されていた。
「希空さんはデビュー前から根強いファンを獲得していたことも、疑問の声が少なかった要因の一つとされています。顔出し後も、杉浦さんや辻さんが希空さんをデビューさせることへの葛藤などをユーチューブで涙ながらに告白。〝親の七光〟と疑問視されることを承知し、生半可な覚悟ではないことが伝わったことも大きいと思います」(別の芸能プロ関係者)
希空は絶好のスタートを切ったが、これに続く2世タレントは現れるか。