米俳優ブラッド・ピット(61)と女優アンジェリーナ・ジョリー(49)の離婚がなかなか成立しない。妻が最終手続きを引き延ばしているのは、ピットの再婚を阻むための〝戦術〟だと英紙デーリー・メールが関係者の証言とともに報じた。
2人は2006年に映画「Mr.&Mrs.スミス」の共演がきっかけで熱愛に発展。14年に結婚するも、16年にはジョリーが一方的に離婚を申請。子供たちの親権と財産を巡り、法廷で争ってきた。
その間、ピットは宝石会社役員イネス・デ・ラモンさん(31)と交際を始め、現在はロサンゼルス地域で同棲している。関係者によると、ピットはイネスさんとの再婚を望んでいるが、いまだ継続中のジョリーとの法廷闘争により「前進が阻まれている」という。
関係者らは同紙に、ピットとジョリーの離婚は法的にはまだ成立していないと説明。その上で、ジョリーは「今も離婚の成立を先延ばし、ブラッドの再婚を邪魔している」と主張した。
2人の間にはシャイロさん(18)と16歳の双子ノックスさん&ヴィヴィアンさんの実子3人に加え、マドックスさん(23)、パックスさん(21)とザハラさん(19)の3人の養子がいる。両親の別居後、ザハラさん、シャイロさん、ヴィヴィアンさんは自分たちの姓からピットの名前を外している。
同紙によると、マドックスさんとパックスさんは父親と絶縁したと報じられる一方、ノックスさんとヴィヴィアンさんは父親と会っているとされるが、ここ数年は一緒にいるところを目撃されていない。
関係者らは、ジョリーが子供たちをピットに接触させないのは、「ピットを支配し続けるもう一つの戦術」だとし、ピットが幸せになることは許せないのだと強調。早くても16歳の双子が成人する18歳になるまで、ジョリーは離婚を成立させないつもりだと推測した。