Ｊ１浦和は１８日、ＭＦ武田英寿（２３）がＪ２仙台へ完全移籍すると発表した。
武田は青森山田高から２０２０年に浦和入り、育成型期限付き加入した琉球、大宮、水戸でのプレーを経て今季は復帰していた。浦和を通じて「プロサッカー選手としての始まりが浦和レッズであったことをとても誇りに思います。とても難しい決断でしたが、僕にとっても、そして僕の身近な人たちにとっても、幸せな人生になるよう、これからも努力をしていきたいと思います」とコメントした。
来季は出身地のクラブで再スタートとなる中、武田の移籍発表をきっかけＸ（旧ツイッター）上には、ベルギー１部シントトロイデンのＭＦ伊藤涼太郎（２６）の名前がトレンド入り。Ｘ上には「まだ大卒１年目と同じ年齢だし伊藤涼太郎みたいに移籍先で活躍して世界に羽ばたく選手になって欲しい」「伊藤涼太郎コースになることを願っています」などの声が上がった。
伊藤は作陽高（岡山）から浦和入りしてから、出場機会をつかめず、期限付き移籍で水戸、大分で武者修行。その後、２２年に完全移籍で新潟入りするとブレークし、昨夏にシントトロイデンへ移籍した。似たような経歴を持つ武田にも活躍が期待された格好だ。