ポルトガル1部スポルティングが、日本代表MF守田英正(29)との契約延長を推し進めようとしていると、ポルトガルメディア「ア・ボラ」が報じた。
2026年夏までとなっている守田の契約延長はかねて報じられていたが、正式発表はなされていない。4月にはポルトガルメディア「レコルド」が、待遇をアップさせた上で28年夏まで契約を延長することで正式発表間近と伝えていたが、その後は音沙汰なしとなっている。
そんな中、「ア・ボラ」は「日本人MFも契約更改の波が押し寄せている。暗礁に乗り上げていた交渉が間もなく前進するはずだ。昨シーズンの交渉ではほとんど進展がなく、足踏み状態だったが、現在は再び議題に上っている。今後数週間のうちに新たな交渉が行われるだろう」と伝えた。
条件面に関しては、28年夏まで2年の期間延長に加え、年俸は50万ユーロ(約8000万円)から70~80万ユーロ(1億1200万円~1億3000万円)にアップし、契約解除金は4500万ユーロ(約72億円)になるとした。
スポルティングは守田を重視しているというわけだが、個人としてのステップアップを踏まえると契約延長には慎重にならざるを得ないだろう。守田はどのような決断を下すのだろうか。