ドジャース・大谷翔平投手(30)が早くも2025年のナ・リーグMVP受賞を確実視されている。
今季の大谷はDHに専念し、MLB史上初となる54本塁打、59盗塁の偉業を達成。来季は段階を踏みながら投手との二刀流を復活させる予定で、本来の姿に戻っていくことになる。米スポーツベッティングを扱う「BetQL」は17日(日本時間18日)に同リーグのMVP予想オッズを紹介。上位5人は1位の大谷を筆頭にソト(メッツ)、タティス(パドレス)、ベッツ(ドジャース)、ハーパー(フィリーズ)だと伝えた。
そして「最大のドミノはフアン・ソトのメッツ移籍で、カイル・カッターのカブス入りも大きかった。しかし、この2人がナショナル・リーグに移籍してもMVPを受賞する可能性はア・リーグで受賞した時よりもはるかに低い。それはなぜか? 一人の男が彼らの前に立ちはだかり、彼はどのリーグでプレーしても毎シーズンMVPを獲得することがほぼ確実だからだ」と大谷の前では勝ち目なしとした。
さらに「オールスターレベルで投球と打撃ができる。本当に素晴らしい才能」「彼が健康でいる限り、ナ・リーグで彼とMVPを争える選手は一人もいない」と断定。配信時点でオッズは大谷が「+200」、2位のソトが「+550」となっており「ご覧の通り、大谷に匹敵する選手はいない。ソトが最も近いが、程遠い」と結論づけている。
来季のドジャースは3月18日に東京ドームで開幕戦を迎える。まだ年越し前で気の早い話ではあるが、大谷の実力が万民に認められている証しといえそうだ。