こんにちは、東スポ競輪アンバサダーの太田理恵です!
ついに競輪祭が終わり、グランプリのメンバーが決まりました! 決勝は逃げた寺崎浩平(30=福井)選手の番手からタテに踏んだ脇本雄太(35=福井)選手が優勝を決めました。最後は犬伏湧也(29=徳島)選手の逆転もあるかと期待しましたが、やはり脇本選手が圧倒的な強さでした。
賞金ランキングボーダーだった岩本俊介(40=千葉)選手はかなり限られた条件での結果待ちとなりましたが、出場権を獲得! 40歳でグランプリ初出場ということで、4年前に初出場でグランプリ制覇を成し遂げた同県で大の仲良しの和田健太郎(43=千葉)選手に続けるのかというのも注目です。
競輪祭の後は、競輪塾の撮影で広島競輪場と防府競輪場に行ってきました! 防府競輪場は10月にリニューアルしたばかりで、施設がきれいになりファミリー層にもうれしい子供が遊べるエリアもありました。BMXエリアでは競輪選手になりたいという3歳ちょうどの男の子が自転車を自在に乗り回しており、いつかデビューしてくれたら感慨深いなと感じました。
広島競輪場は現在改修中ですが、ホテルも併設して来年完成予定です。今年は玉野競輪場のホテルにも泊まりましたが、ベランダからバンクが見える高揚感や、選手も泊まる場所に泊まれるというワクワク感は競輪ファンにはたまらないものでした! 広島競輪場も完成したら泊まりに行きたいと思います。
そして撮影で話を聞いたのは松浦悠士(34=広島)選手と西田優大(27=広島)選手です。松浦選手はケガで苦しい一年となりましたが、近況は調子が上がってきています。先日行われた大垣記念決勝ではオリンピアンの中野慎詞(25=岩手)選手を叩いて主導権を握りました。
相手が先行選手でも、後方になれば仕掛けるという松浦選手らしさが見られた一戦でした。来年はSSに返り咲くのを楽しみにしています。西田選手は元プロロードレーサーで、8月にS級への特別昇級を決めると、その後も何度か決勝に進んでいます。松浦選手とは月の京王閣記念の二次予選で初めて連係し、先行して3着に粘りました。まだまだ強くなりそうで、来年は松浦選手と西田選手が大きな舞台で好連係を見せてくれることを楽しみにしています!
☆おおた・りえ 1992年6月22日東京都生まれ、東京大学大学院卒、ミス・ワールド2014日本大会審査員特別賞、同大会2015実行委員長賞受賞、同大会2020日本伝統文化賞。