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佐々木朗希の移籍先にマリナーズ浮上「イチローがセールスマン」「選手をメディアの監視から守る」

東スポWEB 2024年12月19日 14時24分

MLB移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の争奪戦が本格化する中でダークホースの存在が注目されている。佐々木をめぐっては20球団以上が関心を示しており、中でもドジャースとパドレスが最有力とみられ、ヤンキース、レッドソックス、カブスも意欲を見せている。

いずれも多くの日本人選手が在籍してきた経緯があり、実績ある人気チームだ。しかし、佐々木の場合は契約金が国際ボーナスプール内で制限されるためマネーゲームにならず、加えて代理人ウルフ氏の「中小規模市場の球団も議論する」発言で郊外の〝静かな球団〟にも光が差したことで、レッズ、タイガース、マーリンズ、ブルワーズ、ツインズ、アスレッチックス、マリナーズ、レイズが交渉に乗り出すとみられている。

この7球団はいずれも国際ボーナスプール最高額の755万5500ドル(約11億7000万円)を有しており、金額的には有利。しかし、プレゼンの決め手とあるアピールポイントに乏しい現状もある。そんな中で注目されるのがマリナーズだ。「MLB公式」のジョナサン・メイヨー氏によると「ダークホースはマリナーズだ。ア・リーグ西地区で優勝を争う態勢が整い、投手有利なホームパークで投手陣の活躍が目覚ましい。イチロー氏(会長付時別補佐兼インストラクター)は非常に有能なセールスマンになるかもしれない」と報じている。

また地元メディア「ルックアウトランディング」は「シアトルは財政的にも有利な立場にあり、いくつかの利点を誇る。現在の先発陣と投手育成の実績は自慢できる。もし佐々木が小規模な環境を受け入れるならシアトルは他の多くの市場の激しさと比べると快適だ」とシアトルのメリットを並べている。

佐々木が苦手とするメディア対応についても「マリナーズは選手をメディアの監視から守る用意があり、居心地がいい。佐々木が日本人コミュニティーと歴史が豊富な場所で活躍することも、郊外の孤立した場所で過ごすこともどちらでも好みに合わせる」と生活環境を保証し、グラウンドでも「すぐに競争できる場と、すぐに180イニングを投げる必要がない安心感の両方を提供できる。こんな有力候補はない」とまでマリナーズを猛プッシュした。

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