自民党の小泉進次郎衆院議員が19日、X(旧ツイッター)を更新。同日未明に死去した読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄さんを追悼した。
渡辺さんは19日午前2時に肺炎のため都内の病院で死去。98歳だった。政界や球界に大きな影響力を持つことで知られていた。
小泉氏は「厳しい一面がよく知られているかもしれませんが、会食の機会を頂いた時の渡邊さんは包み込むような優しさ、暖かさを持つ方でした」と人柄を紹介。「自民党を自民党議員以上に知る方だったとも言っていいと思います。自民党が正念場を迎える今、まだまだ渡邊さんから学びたいことがありました。心からご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。
また、国民民主党の玉木雄一郎衆院議員もⅩで「まさに『巨星墜つ』という印象。戦後の政治やメディアに大きな影響を与えた人物であることは衆目の一致するところ」と影響力の大きさを指摘。「主筆の部屋にお邪魔した際、国民民主党のパンフレットが机の上に置いてあり驚いたことを覚えています。衆院選後の政治状況や我が党の在り方についてご意見を伺いたかったのですが、もはや叶わず残念です。心からお悔やみ申し上げます」と投稿した。