読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏が19日午前2時、肺炎のため東京都内の病院で亡くなった。98歳だった。
球界の盟主・読売巨人軍の名物オーナーとして、野球界でも大きな存在感を放った渡辺氏。球界再編の2004年に誕生したソフトバンクホークスにとっても、重要なキーマンの一人だった。
この日、訃報に接した三笠杉彦GMは「ソフトバンクホークス誕生の際にご尽力、ご助力をいただいた方。渡辺さんのような方が持っておられた思いを引き継いで、われわれもしっかり今からプロ野球の発展に向けて頑張っていきたいと思います」と、改めて故人への感謝と敬意を表した。